カナダ紀行2
09月02日
8月のカナダツアーのレポート、出会った動物篇、第2回目です。
アシニボインのキャンプ場へ帰ろうと、トレイルをのんびり歩いているときのこと。キャンプ場の入口近くで、すぐ近くの森の中から突然ドサッという音が聴こえました。
シカです。ホワイトテール・ディアの若い雄。ほんの20mぐらいの距離、花咲く森の中で、のんびり草を食んでいました。
人間がいることをチラッとだけ意識して、でも悠然と、草を食み続けていました。
シカはいつしか2頭に増え、その姿は背景のロッキーの山々に、とてもよく合っていました。

次の登場は、ビッグホーンシープです。
雄はとても立派な巻き角で知られる山岳ヒツジですが、この時期におもに出会うのは、雌と子ども達の群れです。でも雌もご覧の通り、なかなか立派な角を持っています。
「じゃあ、次はビッグホーンシープを見に行きましょう!」と宣言して(笑)、「とは言ったものの、今年もちゃんと現れてくれるかなあ・・」と内心心配しながら行ってみるのですが、毎年ほぼ100%、期待した場所にいてくれます^^
湖の周囲で、草を食んだり、地面のミネラルをなめたりしています。

そして、この真ん丸くて可愛らしい動物は、ナキウサギ。
氷河時代の生きもので、こちらではPIKAという名前です。
森林帯から少し登って、氷河が削った岩屑が堆積したエリア(アルパイン・エリア)まで来ると、変わった猫のような「ミャー!」というナキウサギの声が、山々にこだまします。
しばらく注意深く見ていると、目と目がちょっと離れた愛嬌のある顔をしたナキウサギが、ワイルドフラワーの花束をくわえながら、忙しそうに行き来するのを見ることができます。まるで真ん丸い鞠が、ポンポン跳ねていくように^^
通り道はだいたい決まっていて、往きは手ぶら(口ぶら?)で、帰りは花束をくわえて、目の前を通って行きます。
花束は冬の間の大切な食料。雪に覆われていないつかの間の夏、彼らが一年でいちばん忙しいときなのです。

木風舎日記
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