木風舎 自然を感じるネイチュアリングスクール

木風舎日記


いのちの重さ

09月07日

TVのワイドショーは、「紀子さま男児出産」のニュース一色。新聞の一面にも大きなスペースが割かれる。

子を持つ親としては、いのちの誕生の喜びは、誰とでも素直に共有できる。
一人の人間の、素晴らしいいのちが仲間入りしたニュースとして。

しかし同時に、なぜある親に生まれた子は、ただそれだけで報道陣のカメラが取り囲み、連日のニュースの時間が割かれ、新聞の紙面が割かれるのか、そして企業はこぞってお祝い広告を出すのか、率直に疑問に思う。どの子も同じいのちのはず。

そして今日も、レバノンでは戦争で、アフリカでは飢餓や内戦や病気で、1日に何十人という罪もない子ども達のいのちが、大人のせいでこの世から消されていく。

ニュースのバランスは、紙面の割き方は、これでいいのだろうか?
戦争や飢餓を防ぐために、もっと伝えるべきことがあるのではないだろうか。

企業はお祝い広告を出すお金で、もっと社会に貢献できることがあるのではないだろうか。

あるいは、もし生まれたのが、男児でなくて女児だったら、こんなに祝福一色だっただろうか・・と考えると、ちょっと空恐ろしくなる。

1人の人間のいのちの重みに、出自や性別や国籍で、軽重があっては、けっしていけないと思う。

はしや | 2006年09月07日 22時49分
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