7・27~28 乗鞍岳・雲上の別天地で花畑、夕陽、ご来光、星降る夜
■講習番号 | 19215 | ■状況 | 終了しました |
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■日程 | 2019-07-27 ~ 2019-07-28 | ■開催地 | 長野県(岐阜県)・乗鞍岳 |
■対象 | ☆(初心者対象ですからどなたでも) | ■参加費(円) | 15000 |
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土曜~日曜コース。
北アルプス乗鞍岳、標高3026m。
3000m峰にもかかわらず、畳平からコースタイム2時間弱の登りで、山頂に立つことができます(実際には、この倍くらいの時間をかけて、いろんなものを見ながらゆっくり歩きますけど^^)。
行程は手軽なのに、風景はかなり本格派。
初めての北アルプスにもピッタリです。
1日目、標高2700mの畳平まではバスで行くことができます(交通機関で行ける日本最高所です)。
お昼過ぎに集合し、荷物を置いて、この日は近くのお花畑を散策。
ミヤマキンポウゲの黄色、ハクサンイチゲの白、そして珍しいクロユリの群落・・さまざまな色の高山植物の群落が、草原に咲き乱れます。
今回のハイライトの一つは、稜線の山小屋・白雲荘に泊まること。
山小屋といっても畳平から徒歩5分。
電気もお風呂もある、新しい綺麗な山小屋で、部屋も予約制で独立して確保され、混雑とも無縁です。
畳平の駐車場から少し離れているので、畳平の賑わいからも切り離されて静かです。
標高2700mの北アルプス稜線に泊まるということは、大きな楽しみが・・
まず雲海のかなたに沈む夕陽。
歩いて20分の魔王岳に登れば、西の空を茜からピンク、そして群青色に至るグラデーションに染める壮大な夕焼けを見るチャンスがあります。
夜には降り注ぐような満天の星空。
空に近い2700m、しかも周囲に灯りはありません。本物って、プラネタリウムよりずっとすごいんだ!を実感していただけるかもしれません。
(白雲荘ホームページの動画を、ぜひご覧ください)
朝にはモルゲンローテとご来光
徒歩20分の大黒岳山頂から眺めます。
壮大な地球のロマンを感じるこれらの自然事象が、ほぼ居ながらにして見られるわけです。
2日目は乗鞍岳登頂。
標高2700mに1泊したので、身体が慣れて高度の影響を受けにくいというメリットも。
富士見岳を経て、眼下に見える不消ヶ池は、かつて氷河が削ってできた湖で、雪渓が溶け込む湖水は、何ともいえない透明なブルーです。
肩の小屋を経て山頂への道にも、コマクサをはじめとした、岩の間から可憐に花を咲かせる高山植物たちが見られます。
そして山頂からは、もちろん360度の大展望!
晴れていれば、槍穂高をはじめ、立山あたりまでずっと見える北アルプスの峰々。南アルプス、中央アルプス、御岳山・・眼下には、乗鞍高原が箱庭のように見えます。
夏山のたくさんの楽しみを、ギュッと詰めたような2日間です。
1日目:畳平周辺の高山植物花畑めぐりと、魔王岳からの夕陽(散策程度)
2日目:白雲荘~乗鞍岳往復~白雲荘(歩程3時間半。登り標高差330m、下り標高差330m)+朝、大黒岳へご来光を見に往復30分
対象:☆(初心者対象ですからどなたでも)
定員12名
ガイド
橋谷 晃(NHK「にっぽん百名山」シリーズや、テレビ東京「なないろ日和!」など、数多くのテレビ番組でおなじみのガイド。木風舎代表。(公社)日本山岳ガイド協会公認ガイド、他)
橋谷水樹(誠実な人柄で人気の木風舎所属ガイド。(公社)日本山岳ガイド協会公認ガイド、FIS公認テレマークスキー世界選手権元日本代表)
(ガイドは変更となる場合があります)
※「ツアーギャラリー」ページに過去の写真を掲載しています。
集合:9:45松本駅(あずさ1号)、または12時半に畳平
解散:13時過ぎに畳平、または16時頃に松本駅