木風舎が紹介されたメディア
1・23(月)NHK「にっぽん百名山・霧ヶ峰」
一昨年の槍ヶ岳に続くNHK・BSプレミアム「にっぽん百名山」レギュラーシリーズ、今回は1/23放映の霧ヶ峰でした!
ススキの穂が光る、草紅葉の霧ヶ峰。
以下は橋谷 晃からのメッセージです。
皆さんこんにちは!
今回、霧ヶ峰をめざして辿ったのは、あまり知られていない、由緒ある歴史の道。
鎌倉武士たちが諏訪大社参拝の後、霧ヶ峰の一角である旧御射山の草原をめざして登り、そこで流鏑馬や相撲など、さまざまな競技を国別対抗で競った際に往来した道で、ほとんど歩かれない、渓流沿いの苔が美しい道です。
この道は最初、静岡在住の名ガイド・上野真一郎氏に教えていただいたのですが、歴史も自然もさまざまな要素がいっぱい詰まった、感慨深い道です。
旧御射山には今も日本最古のスタジアムの跡が残り、宴に使われた古い食器のかけらなども見つかります。
そして鷲ヶ峰ヒュッテに1泊。山小屋とは思えない、美味しいフレンチコースをいただきました。
食事が美味しいだけでなく、細やかな気配りが嬉しい山小屋です。
かつて串田孫一氏ら「山の文人墨客」たちが霧ヶ峰の山小屋に集った、文学の香り高い独特の「霧ヶ峰文化」も健在です。
翌日は暗いうちからヒュッテを出て、鷲ヶ峰山頂でご来光を迎えました。
とても感動的な1日の始まりでしたよ!
そして八島湿原に下り、宮崎駿監督が「風の谷のナウシカ」の「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」のシーンを着想したといわれる霧ヶ峰の広大なススキの原を抜け、車山山頂へ。
フィナーレは山頂から望む、アルプスに沈む夕陽。
普通は下山を考えると山頂の夕陽シーンで終わる回はないのですが、車山なら30分で下れる特性を生かして、こんな楽しみ方の提案をさせていただきました。
楽しんでいただけましたら幸いです。