本州最大の高層湿原・尾瀬。一度は歩いてみたい場所の代表格ですね。

6月は尾瀬の花の種類がいちばん多くなります。

まず尾瀬といえばミズバショウ。
広い湿原を埋め尽くすミズバショウと、それに彩を添えるリュウキンカ、そのバックには至仏山や燧ケ岳の姿。
あまりに有名ですが、やはりさすがに見事。絶対に見ておきたい風景の一つです。
ミズバショウの最盛期は例年ですと6月頭ですが、その週は大変混雑するため、あえて1週ずらしての企画です。この週なら、まだまだ見ごたえのあるミズバショウ群落が楽しめると思います。

そしてこの時期は他にも、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、ワタスゲ(綿)、ショウジョウバカマ、イワカガミ、ミツガシワ、トキソウ、サワラン、ツルコケモモ・・など、たくさんの花々が期待できます。

花の多い時期の尾瀬ヶ原をゆっくり歩き、尾瀬ヶ原の真ん中に1軒だけ建つ竜宮小屋に泊まります。

小屋から出て、どちらを向いても広大な尾瀬ヶ原なので、朝霧や、もしかしたら尾瀬名物「白い虹」が見られるかもしれません。

ゆっくり花の写真を撮ったり、深呼吸したり・・じっくり自然を味わう尾瀬です。

尾瀬ヶ原をぐるりと1周する行程です。

ガイド
橋谷 晃（NHK「にっぽん百名山」シリーズや、テレビ東京「なないろ日和！」など、数多くのテレビ番組でおなじみのガイド。木風舎代表。(公社)日本山岳ガイド協会公認ガイド、他）