4/6(土) 桜と菜の花の巾着田と展望の日和田山&桜の名所をめぐる
■講習番号 | 24135 | ■状況 | 受付終了 |
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■日程 | 2024-04-06 ~ | ■開催地 | 埼玉県・日高市 |
■対象 | ☆(ハイキングができる方ならどなたでも) | ■参加費(円) | 7500 |
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埼玉県日高市・高麗の自然、風景、桜、歴史を、ゆっくり歩いて楽しみます。
まずは「巾着田」の桜と菜の花の、パステルカラーの優しい風景。
高麗川に巾着型に囲まれた平地は、この時期、黄色い菜の花と、桃色の桜の、美しい色に彩られます。
その背景には、日和田山の姿も。
そしてハイキングの名所、日和田山を往復ハイキングします。
往復1時間半、標高差200mほど。
山頂付近の金刀比羅神社からは、関東平野や奥多摩の山々、そして眼下に今まで居た巾着田が望めます。
日和田山から降りてきたら、さらに聖天院、高麗神社方面へ、里道をのんびりとことこ歩きます。
春の里道は気持ちよく、なんだか心の原風景を感じさせてくれます。
高麗という地名の通り、ここは約1300年前の飛鳥時代、唐に攻められて亡命した高句麗の王族の末裔たちが移り住み、新しい技術や文化を広めた場所です。
2016年には、日高市によって、高麗群設置1300年のイベントが開催されました。
聖天院は、その頃のリーダーで、高句麗王族の末裔と思われる、高麗王若光の菩提寺です。
そしてここは、桜の名所でもあります。
境内には「角館の枝垂れ桜」「三春の滝桜」など、多くの桜が咲き、その美しい姿を池に映しています。
室町時代の国宝的建築と言われる阿弥陀堂や、現代宮大工の粋を尽くして平成12年に完成した、総ケヤキ造りの本堂も見事です。
高麗神社も、高麗王若光を祀った神社で、境内には江戸時代に建てられた高麗家住宅(国指定重要文化財)も、樹齢約400年のシダレザクラとともに残っています。
そんな歴史と文化をめぐる里歩きも楽しみ、あいあい橋(日本最長級の木製トラス橋)から再び巾着田を横切って、
もしよろしければ、締めは高麗川にかかる橋のたもとに建つ「阿里山カフェ」で、軽く夕食をとりませんか?
台湾生まれのアメリカ人ジャックとフェイがつくった、オーガニック・カフェレストランで、「お豆と季節野菜のカレー」などが美味しいです。
高麗駅まで戻って解散ですが、
聖天院の桜は、この時期ライトアップされて、さらに見事な姿を見せてくれます。
希望者は私の車で再び聖天院に戻り、夜桜を見てみましょう!
いろいろ楽しい、高麗をめぐる花と展望と歴史文化のハイキング、「遠足の聖地」と名乗る日高市らしい1日となると思います。
行程:高麗駅~巾着田~日和田山往復~聖天院~高麗神社~阿里山カフェ~高麗駅(希望者は聖天院の夜桜)
歩程:約3時間半(山道1時間半、平坦な里道2時間(巾着田散策を含む))
対象:☆(初心者からどなたでも)
ガイド:橋谷 晃(テレビ番組などでおなじみ。木風舎代表。(公社)日本山岳ガイド協会公認ガイド、他)
定員:8名
(下の写真のうち、聖天院の桜の写真は、聖天院様HPよりお借りしています)