×
ホーム >木風舎からのお知らせ >GWのスキーツアーは立山室堂で2コース開催します
木風舎からのお知らせ

GWのスキーツアーは立山室堂で2コース開催します

世界的な暖冬少雪に悩まされた今年、ゴールデンウィークのネイチャースキーツアーは、より確実で快適に楽しめる積雪を求めて、立山室堂で開催いたします。

立山室堂は、立山黒部アルペンルートの、バスやケーブルカーなどを乗り継いで行きます。

室堂ターミナルは標高2450m。温泉の湧く平らな高地・室堂平を中心に、立山連峰の3000m級の雪山がぐるりと大パノラマで展開する、ダイナミックな景観が魅力です。

ちょっと日本じゃないような、アルペン的な景観と広大なスケールを満喫しながら、スキーやスノーシュを楽しみます。

宿泊はすべて、日本最高所の源泉から引湯した檜の展望風呂がある、快適ならいちょう温泉雷鳥荘です。

*5/1~5/4初中級者向きネイチャースキー(八幡平より変更)

抜群の景観に囲まれて、室堂平をスキーで散歩したり、遠くを見渡せる室堂山展望台に登ったり、天狗平や祓堂まで行ったり・・傾斜のゆるい範囲でスキーハイキングを楽しみます。
資料のご請求はこちらのページから

*5/4~8中上級者向きネイチャースキー(八甲田より変更)

北は剣岳から、南は槍穂高まで、抜群の眺望が期待できる室堂山や一ノ越、そして天狗山や弥陀ヶ原方面など、広い広い風景の中に溶け込んでゆくような滑りを満喫します。
資料のご請求はこちらのページから

めったにないゴールデンウィークの立山室堂。これをチャンスととらえ、ぜひご参加をお待ちしております。

立山室堂の、有名な「雪の大谷」のGWの積雪は、過去10年の平均で16m。通常の場所でもGWは6~7mの積雪があり、例年は6月上旬までスキーツアーができる豪雪地帯ですから、少雪の今年でも、GWなら問題ない積雪量があると思います。

2016322222739.jpg

2016322223038.jpg

【解説】

ちなみに、今回八甲田・八幡平を変更したのは、過去20年間の「アメダス」の記録を精査した判断です.

現在、八甲田の酸ケ湯で計測している気象庁アメダスの値は、積雪233cmです。

これは過去20年間で最も少なかった1998年の229cmとほぼ同じ水準です。

ちなみに1998年のGWの積雪は0cmでした。

(過去20数年間で、木風舎の八甲田ツアーができなかった唯一の年です)

過去20年間で3月下旬の積雪が3m未満だったのは、98年の他は2010年だけで、あと18回はすべて、残雪が少なくて下部で笹を歩いたような年を含めて、3月下旬では3mを越えております。

(ちなみに2010年は264cmで、この年は4月に異常低温が続いたため、ツアーができました)

長期予報では、4月の気温はアップダウンはあるものの、全般的に高めと出ていますので、今年のGWの八甲田でのツアー開催は難しいと判断いたしました。

八幡平の方は例年、八甲田よりも融雪が遅く、98年でも何とか下部を歩きながらツアーを実施した経験がありますが、条件の悪い中で無理に実施するよりも、積雪豊富な立山に移して実施した方がベターな選択という判断をいたしました。

立山室堂は、そもそもの積雪量が桁違いに多く、標高が高いため融雪も遅いですから、例年より少ない今年でも、GWならツアーに充分な積雪量があると判断いたしました。

それでは、雪の立山の大パノラマをお楽しみに!