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木風舎からのお知らせ

1・23(月)「にっぽん百名山・霧ヶ峰」に出演します

皆様お待たせしました!
「にっぽん百名山」、新しい橋谷 晃出演番組のお知らせです。

1/23(月)19:30~NHK・BSプレミアム「にっぽん百名山・霧ヶ峰」

再放送は1/29(日)午前6:30~、2/2(木)午前11:00~の2回。

ススキの穂が光る、秋の霧ヶ峰を歩きます。

以下は橋谷晃からのメッセージです。

皆さんこんにちは!

今回、霧ヶ峰をめざして辿るのは、あまり知られていない、由緒ある歴史の道。
鎌倉武士たちが諏訪大社参拝の後、霧ヶ峰の一角である旧御射山の草原をめざして登り、そこで流鏑馬や相撲など、さまざまな競技を国別対抗で競った際に往来した道で、ほとんど歩かれない、渓流沿いの苔が美しい道です。

この道は最初、静岡在住の名ガイド・上野真一郎氏に教えていただいたのですが、歴史も自然もさまざまな要素がいっぱい詰まった、感慨深い道です。

旧御射山には今も日本最古のスタジアムの跡が残り、宴に使われた古い食器のかけらなども見つかります。

そして鷲ヶ峰ヒュッテに1泊。山小屋とは思えない、美味しいフレンチコースをいただきます。
食事が美味しいだけでなく、細やかな気配りが嬉しい山小屋です。

かつて串田孫一氏ら「山の文人墨客」たちが霧ヶ峰の山小屋に集った、文学の香り高い独特の「霧ヶ峰文化」や、新田次郎氏が小説「霧の子孫たち」に描いた、霧ヶ峰の自然を大切に守った人々の姿も紹介します。

翌日は暗いうちからヒュッテを出て、鷲ヶ峰山頂でご来光を迎えます。

とても感動的な1日の始まりでしたよ!

そして八島湿原に下り、宮崎駿監督が「風の谷のナウシカ」の「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」のシーンを着想したといわれる霧ヶ峰の広大なススキの原を抜け、車山山頂に至ります。

フィナーレは山頂から望む、アルプスに沈む夕陽。

普通は下山を考えると山頂の夕陽シーンで終わる回はないのですが、車山なら30分で下れる特性を生かして、こんな楽しみ方の提案をさせていただきました。

どんな番組になっているか、私も楽しみです。

どうかぜひご覧ください。

(写真はサポート隊の橋谷水樹と、車山山頂にて)

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