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木風舎からのお知らせ

【重要】プログラムの休止期間を5月末まで延長します

新型コロナウイルス感染症拡大防止に協力するため、5/6までのプログラムを全面休止にしておりましたが、本日(4/29)、休止期間を5月末まで延長することにいたしました。

新型コロナウィルスの感染者数は、皆が頑張って我慢している成果が出てきて、増加カーブが少し緩くなってきています。
しかしまだ、減少には転じていません。

政府はまだ、5/6までの緊急事態宣言をどうするかの結論は出していません。
しかし、もし自分が日本の針路を判断する立場だったら、この現状をどう判断するかと考えた時に、覚悟を決めました。
今まで皆で頑張った成果を、ここで逆戻りさせることはできないと。

これは私たちにとっても、ほぼ無収入がさらに続く、重苦しい決断です。
無収入とはゼロなのではなく、事務所を維持する固定費分の赤字が毎月膨らんでゆく、マイナスの苦しみを意味します。

しかし新型コロナウィルスのリスクが明らかに増大した今、ガイドの仕事の本質は、安全登山の普及と、身を挺してでも皆様の安全を守ることにある以上、他の選択肢はないと考えました。

私たちも、苦境にただ手をこまねいているわけではありません。
阿佐ヶ谷での講習の替わりに、オンラインで受講できる「山の何でも相談室」を開設予定です。
6月には状況が良くなっていれば講習プログラムを再開できるように、着々とその準備だけは進めてゆきます。
(実際にいつ再開できるかは、再び状況を見ながらですが、再開を祈りながら)
講習プログラムをやっている時より忙しく、全然暇になりません^^;

今はみんなが苦しい時。
山小屋も、麓の宿泊業も、飲食店も、たぶんもっともっと苦しい方は多いと思います。
そして今この瞬間も、文字通り身を挺して頑張ってらっしゃる、医療関係の方も。

コロナに負けない!を合言葉に、皆で頑張っていきたいと思います。

「想いを馳せる」
(遠く離れているものに思いをめぐらす)

今、この言葉が大切なときだと思います。

山の風景に想いを馳せて、今を頑張る。
立場や状況の違う人に想いを馳せて、心を寄り添わせる。
世の中がぎすぎすしそうな今、必要なことだと思います。

皆で頑張りましょう!

 2020年4月29日 木風舎代表・橋谷 晃 スタッフ一同